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「読書感想文の書き方」もこれで4回目になりました。
どうですか?書けそうな気がしてきましたか??

もう少しで仕上がるので、頑張っていきましょう!

1、読書感想文の書き方~子どもにもう一度聞く~

以前に聞いた10個の質問が箇条書きにされているはずですよね。

 

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今日はそれをもう少し肉付けしましょう。

例えば質問が

・最初に拾われたとき、人間のことをどう思ってたと思う?

で、子どもが「怖がってたと思う」と答えたとしましょう。

それだけだったら少し寂しいというか、文章にならないので、それをもう少し長く文章にしていきます

これはママと子どもで話しながらやっていきます。

使えそうなところがあったらすかさずメモですよ!

では上の例で行きましょう。(ちなみにこの本は捨て犬が人間に拾われたときに人間を警戒してしまってる……というアノお話です)

この後にママが聞くことは何だと思いますか?

私の場合ですが、私だと次に「怖いと思っている人間と一緒に暮らすことになって○○ちゃんだったらどうする?」とか「本当は優しい人間なのに、この子(犬)は人間を怖がってる。どうしてあげたら犬と仲良くできると思う?」とかこんなことを聞きます。

子どもは子どもなりに考えます。

答えたことも同じことだったり、まったく使えないことだったりしますが、ふと「お、これは書けそう」と思うすごいことを言ったりします。

そのすごいことっていうのは「自分と違う意見のとき」です。

そういうのもチェックしていきましょう。

ここまでで使えるのが10個中半分あればOKです。

もし、5個未満のときは、もう一度別の角度から攻めていくしかないので、根気よく聞き続けてください

決してママの言葉は使ってはいけませんよ!だけど誘導するのはいいと思います

ママ「寂しいと心はどう感じる?」

子ども「苦しい」

→「心が苦しくて仕方がありませんでした」みたいな感じね。

2、読書感想文の書き方~マトメを考える~

ここまで来たら、ほとんど出来上がったも同然です。

最後のマトメ、これは結構難しいですが、小学生の場合は簡単です。

今まで書いたことで一番言いたかったことを、言い方を変えてもう一度書くのです!

それで出来上がりです。

ちょっとカッコよくしようと思ったら、将来のことを書きます

ちょっと高度にはなりますが、そうすることでぐっとよくなります。

本で出てきた仕事に将来就いて、人の役に立ちたい……みたいな感じです。

あと、その物語が本当の話だった場合は、今でも○○を見ると××のことを思い出し、生きる力がわいてきます

とか。

私の文章を読んでいてもわかると思いますが、あくまでもたった一言じゃなく、大げさに書いてくださいね!

3.読書感想文の書き方~文の構成を考える~

いよいよ最後です。子どもさんとのメモが終わったら、構成を考えます。

ここだけはお母さんのお仕事です。

原稿用紙をコピーして、とりあえずママが書いていきましょう。ちょっと面倒ですが、字数を数える意味でも、一度書いた方がいいです。

書き方は覚えてますか?

まず1段落目にカギカッコの出だし、そしてそれについての感想。5行ほど。

それから2段落目になぜその本を選んだのかという理由。8行ほど。

3段落目以降は、一番心に残っているところから書き始めます。それが大体10行ぐらい。

そしてそこでそれが自分だった場合はどう思うのか?どういう行動をとるのか?なんてことを織り交ぜながら書いていきます。プラス5行ぐらい。

4段落目は、起承転結でいうと転の部分で、まったく違うことを書いてもいいです。

今までがかわいそうなことばっかり書いていたら、それでもいいことがこんなにいっぱいあります!ってところです。

それも箇条書きのメモ帳から引っ張ってきましょう。

それも大体5行ぐらい。

そして5段落目で将来のことを踏まえてのマトメ5行。

原稿用紙が2枚ならこんな感じで終了です。

原稿用紙が3枚なら、各段落を2行すつぐらい増やします。

大体書く量の8割は書きましょう。

最後1行ぐらいあいてるのが理想ですが、無理なら8割でも大丈夫です。

ママが書けたらざーっと通して読んでみましょう。

どうですか?それっぽく書けてますか?

きっと「めっちゃうまく書けてる」と思うと思います(笑)

そう思ったら成功です。

ちょっと言い方がおかしかったり、同じ言い回しを繰り返していたりしたら軽く直します。

直すときは赤ペンで直しましょう。

できあがったら初めて子どもに書かせます。

低学年のうちは横でついてないとダメですが、高学年になると移すだけなので、勝手に書いてくれます。

丁寧に書くように横から声掛けだけしてあげましょうね。

以上で読書感想文はおしまいです。

ママもお子さんもお疲れ様でした★

どんな小さな賞でも、もし取れたらご一報くださいね!

 

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